この度、歴史と伝統ある御殿場ロータリークラブの会長を務めさせていただくことになりました。とりわけ本年度は創立60周年という大きな節目の年にあたり、このような大役を務めることに、光栄であると同時に不安も感じておりますが、出来ることを出来るように自分なりに楽しんでやっていきたいと思います。
60年という長きにわたり、諸先輩方が築き上げてこられた信用と友情、そして奉仕の精神に敬意と感謝を申し上げます。私たちはその歩みの延長線上に立ち、次の世代へとしっかりバトンをつないでいく責任を感じています。
さて、本年度のクラブ運営において、私が掲げたい方針は、「規律ある親睦」です。
「親睦」と聞くと、どうしても「楽しく和やかに」というイメージが先に立ちます。もちろんそれも大事ですがロータリーにおける親睦はそれだけではないと思います。例えば例会。時間通りに始まり時間通りに終わる。当たり前のことのようですが、この積み重ねがクラブの品格を作るのではないでしょうか。そして、しっかりとした例会運営の中にこそ、安心して話せる空気や自然な笑顔が生まれてくるのではないかと思います。
決して窮屈なクラブにしましょうということではありません。むしろその逆で、心地よい居場所を作るために、最低限の規律を大切にしたいという思いです。
規律と親睦というのは、バランスよく存在することで相乗効果で機能するものだと思います。自由だけではまとまりがなくなり、規律だけでは息苦しくなる。そのちょうどいいところを見つけていけたらと思っています。
今年度は、例会や事業の中でも少しだけ意識する規律と、自然に生まれる親睦、を大切にしていきたいと考えます。例えば、時間や役割をきちんと守る一方で、例会後の何気ない会話や、オフタイムでの飲み会等の時間を大事にする。そんなメリハリのあるクラブ運営を目指していきます。
また、新しい会員の方にとっても、安心して参加できる雰囲気作りは大切です。規律があることでどうすればよいかがわかり、親睦があることで安心を感じてもらえる。その両方がそろってこそ居心地の良いクラブになるのではないでしょうか。
60周年という節目の年は、これまでを振り返ると同時に、これからのクラブを考える良い機会でもあります。これまで大切にしてきた伝統を守りながら、次代に合った形で進化していく。その土台となるのが「規律ある親睦」であればと願います。
一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
