2004~2005年度 R.I.第2620地区 INTERCITY MEETING

2004~2005年度 R.I.第2620地区 静岡第二分区 INTERCITY MEETING

  • 日時:2005年2月20日(日)
  • 会場:御殿場高原ホテル・ブケ東海
  • 主管:御殿場ロータリークラブ
  • 基調講演:テーマ (イラク復興支援活動の実情)
    富士教導団副団長 一等陸佐 市橋 映 様 / 三等陸佐 白井 雅高 様 / 三等陸佐 元島 研也 様

歓迎の挨拶 IM実行委員長:水口正宏

皆様、本日はようこそIMにお出掛け下さいましてありがとうございます。

今回は、御殿場クラブが担当させて頂くことになりました。すでに御高承の通り、3日後の2月23日はロータリークラブがシカゴで呱々の声をあげてから、ちょうど100年目に当たります。

1905年(明治38年)、日本では、日露戦争が終結する時期でありまして、日本中が戦勝で沸き返っている時でした。その後、RIの活動は世界中で広く受けいれられ、1920年代の初めにはRIが創設され、いわゆる四大奉仕活動が定着したと云われます。その中の一つであります国際奉仕活動は、とかく情報のやり取りや、事前の検証の難しさが指摘されているところです。その後のことですが、今や、先日のスマトラ沖大地震による大津波により、その死者、行方不明者30万人以上という未曾有な自然災害の頻発ですとか、地域紛争に対する国際支援が要求されまして、世界的な関心が高まっている時でもあります。国際貢献活動。国際貢献を考える私達にとっても、大いに関心のあるところであります。

御殿場クラブのテリトリーの中には、陸上自衛隊の駐屯地が四箇所あります。現に国際貢献活動に取り組んでおります。かつての時代は、富国強兵。戦争の時代を経て、変遷を経て自衛隊が編成され、ちょうど50年という時期になります。このことに関しては、専守防衛から国内災害の普及支援ですとか、あるいは平和維持活動といった国際災害派遣と、いまや業務が付随的な業務から本来的業務への議論が行われているわりには、その状況がメディアに登場いたしません。とはいっても、先月1月27日のNHKの「スペシャル」という番組でかなりの報道がありましたが、それも最近のことであります。

そこで、本日はイラクの支援開始一年、この度第五次隊が派遣された「イラク復興支援」を中心にした自衛隊の海外貢献活動の実情について、陸上自衛隊富士教導団より三名の方にお出で頂きまして、部隊編成やバクダッド、あるいはサマーワの様子なりを話して頂く事になりました。100周年のお祝いムードから少し離れますが、どうぞご期待を頂きたいと思います。