第56代 御殿場RC会長 勝又 誠

温故知新「これって、あれかな」

第56代 御殿場RC会長 勝又 誠

御殿場ロータリークラブは1967年6月1日に、沼津北クラブをスポンサーとして、チャーターメンバー30名で発足してから56年目を迎えました。

この2年半の間は、コロナ禍によって例会は度々休会となり、親睦活動のほとんどが中止となってしまいました。
このような状況下で、「楽でいいよね、このままでもやっていけるんじゃないかな」と思ってしまうこともありましたが、「様々な人と会うこと、色々な所に出かけることが人生なのだ」という思いがどんどん強くなり、少しずつでもロータリー活動を再開していきたいものだと痛感しています。

ジョニファー・ジョーンズRI会長の今年度のテーマは『イマジン ロータリー』で、「世界にもたらすことができる変化を想像して下さい。そしてその実現のためにロータリーの力と繋がりを生かそう」です。
一方、御殿場クラブではコロナ禍が続く中で、3年を掛けての『クラブビジョン』が答申され、改めてロータリーの5つの中核的価値(親睦、高潔性、多様性、奉仕、リーダーシップ)を基本に据え、世界に思いを馳せながら地域社会の中で活動していくことが確認されました。

これからロータリーの組織図が大きく変わろうとしています。ロータリー活動が休止状態であった2年半の副反応でしょうか、「そもそもロータリーってなに?、なにができるの?」と古きをたずねることの大切さに気付かされました。複雑で不安定な世界の中で、より良い社会を作っていくには、「ここが違う、あそこも違う」と差異を強調することよりも、「これとあれは同じだよ」と共通するところを見つけていく視点の方が重要ではないでしょうか。

皆様と一緒にロータリーを正面から問い続けながらも、楽しく活動していく1年にしたいと願っています。

また、次年度は静岡第2グループのガバナー補佐を担当する年度です。そのための準備の1年でもありますので、会員皆様の絶大なるご協力をお願い申し上げます。